ポロシャツ欲しいな~と思っていたところ、ネットサーフィンしていると「ATON」のポロシャツを見つけました!
近くのセレクトショップに行き、試着してすぐに購入しました。(笑)
「流石ATON、、」と感じる素材とシルエット。
今回は、「Supima Air Kanoko Polo Shirt」を徹底レビューしていきます! 是非ご覧下さい!
「ATON」とは?
簡単にブランドについて紹介しようと思います。
ATON(エイトン)は、2016年AWから久崎康晴氏によってスタートした日本のブランドです。
ブランド名の由来は、” A to N 「あ」から「ん」まで ” 。
「原材料から仕上がりに至るまで」という意味が込められており、生産方法を理解したうえで服作りをしたいという想いが込められています。

ブランド名の付け方が、日本風のとんちが利いていて好き。(笑)
上質な素材を使用したシンプルなデザインのものが多く、着ていて気持ちが良いです。
Tシャツが代表作で上質なコットン生地を使っており、毎シーズン即完売してしまうアイテムです。
何着か持っていますが、着心地もシルエットもよくお気に入りです。
今回は、23SSの「Supima Air Kanoko Polo Shirt」を紹介させていただきます。
アイテムの概要


商品概要は、以下の表のとおりです。
アイテム名 | Supima Air Kanoko Polo Shirt |
カラー展開 | BLACK・WHITE |
サイズ展開 | 02・04・06 |
素材 | COTTON 100% |
価格 | ¥28,600- |
ATONのTシャツの価格は、¥15,000~¥30,000 です。高級Tシャツと呼んでいいでしょう。
素材
スーピマコットンとは
スーピマとは、「Superior Pima」の略称です。



Superior =「高級」Pima =「長い繊維のコットン品種」のこと!
綿のランクは、繊維長が長ければ長いほど高くなります。一般的な綿は、「中繊維」に分類され繊維長は21~28mmです。対してスーピマコットンは、最高ランクである「超長綿」に分類され繊維長は、35mm~40mmで長くしなやかな繊維で出来ています。比べると、いかに長い繊維に分類するかわかると思います。
スピーマコットンは、世界のコットン生産量の1%にも満たず、希少なコットンです。
世界中どこでも生産できるわけではなく、アメリカの「テキサス州」「アリゾナ州」「カリフォルニア州」「ニューメキシコ州」に限られます。スピーマコットンの8割以上が、「カリフォルニア州」で生産されています。限られた生産場と、栽培が難しい「超長綿」であることが希少価値と、値段を高くしている理由です。
スーピマコットンの特徴
しっとりと柔らかい肌触り
スーピコットンは、肌触りが最大の特徴です。1本1本の繊維が柔らかく、毛羽立ちも少ないから滑らかでしっとりとした風合いになります。また、「綿のカシミア」と呼ばれるほど肌触りの良さをもっています。
肌触りが柔らかく滑らかなので、生地と肌の摩擦が少なく着心地が良くなります。そのため、Tシャツの他にもパジャマや高級寝具に使用されます。
耐久性と強度がある
繊維は細くて長いスーピマコットンですが、高い耐久性と強度を持つことで知られています。大量流通している一般的なコットンの中には、繊維長が不ぞろいで耐久性に乏しいものも沢山あります。スーピマコットンは繊維が少し太く、繊維長が35mm以上に揃えられているため強度な糸に仕上がるのです。
染色の良さ
繊維が均一なため、繊維の奥まで色が入りやすく、色落ちしにくい言われます。毛羽が少ないから、染色ムラが少なく美しい色合いに仕上がるので、コットン特有のムラを最小限に抑えることができます。
厳しい品質管理
先にも書いた通り、スーピマコットンの生産地はアメリカの南米部に限られています。さらに品質の基準も高く厳しく管理されています。「スーピマ」は、アメリカのスーピマ協会の商標。アメリカ産のスピーマコットン100%の製品にのみ「スーピマ」の名称がつけることが出来ます。
このように厳格な基準の元で品質管理されていることで「最高級綿」としてのブランド力を保っています。
カノコとは?
夏になると、通販や店舗で見かけるようになる「カノコ」。夏のアパレル製品によく使用され販売されています。最近では、ポロシャツだけはなくTシャツやパジャマにも使用されています。
今回紹介するポロシャツは、和歌山県和歌山市で編まれた鹿の子素材です。
由来
カノコは、漢字で「鹿の子」と書きます。由来は、編地の模様です。鹿の子編みした、編み目が子鹿の背中にある白いまだら模様に似ていることから、「鹿の子」と呼ばれるようになりました。
特徴
表面に凹凸があり、肌に触れる面積が少なく、通気性が良く涼しい着心地で快適に過ごせます。
鹿の子は、ニット生地の1つで平編みです。平編みの種類には、天竺やフライスなどがありますが鹿の子編みは、表目と裏目を縦糸交互に組み合わせた平編みの変化組織で編まれているため、表面に凹凸が生まれます。
伸縮性があまりないので形が崩れにくい利点があります。
サイズ感
簡単なサイズ表を下に記載します。
サイズ | 肩幅 | 袖丈 | 身幅 | 着丈 |
02 | 49 | 29 | 55 | 70 |
04 | 51 | 30 | 58 | 73 |
06 | 53 | 31 | 61 | 76 |
174cm 56kg 細身体型で、サイズ04を購入しました。
私は普段からATONの製品は、サイズ04を着用しているので「いつもと同じでいいか~」という感じでした。ATONの商品を購入したことがある方は、いつもと同じサイズで良いと思います。
ATONの商品を購入したことがない方へのおすすめサイズ表を下に記載します。
身長 | おすすめサイズ |
~170cm | 02 |
171cm~180cm | 04 |
180cm~ | 06 |
上の表を見て購入していただければ、間違いないと思います。身長に対してちょうどいいサイズを記載していますので、すこし大きめに着たい方はワンサイズ上げてみてもいいかもしれません。
また女性の方は、サイズ04で良いと思います。
ATONの洋服は、どれもゆったりとしたサイズ感です。
サイズが大きくなっても肩幅・袖・身丈のすべてが長くなるのではなく、アイテムによって肩幅だけ長くしたが、袖丈はそんなに変化がないということが多くあります。これは、「サイズをデザインする」というデザイナーさんの拘りが詰め込まれています。
シルエット
シルエットは、下にストンと落ちる綺麗なシルエットです。


ゆったりとしたサイズ感なので、身体に密着することなく肩以外触れてる場所はない印象です。そのため、生地が綺麗に見えドレープ感があり上品なシルエットになります。
また、シャツの前あきの部分は他のポロシャツに比べ、少し深めです。そのため、正面からみても首元が詰まっている印象がなくドレッシ―な見た目になっています。




お手入れ方法
次にお手入れ方法についてです。下に、タグの写真を貼ります。


左上から順に洗濯表示を下に記載します。
・液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い処理ができる。
・酸素系漂白剤の使用はできるが、塩素系漂白剤は使用禁止。
・タンブル乾燥禁止。
・日陰の吊り干しが良い。
・底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げができる。
・石油系溶剤によるドライクリーニングができる。(溶剤に2%の水添加)
色々書いていて、結局どうなのと思うかもしれません。結論からいうと、洗濯はそれほど注意することはありません。
1つ注意したいのは、タンブル乾燥禁止です。タンブル乾燥とは、コインランドリーなどでよく見る熱と共に乾燥させる乾燥機です。なので、コインランドリーで洗うのは控えましょう。高価で素敵なTシャツが台無しになってしまいます。
まとめ
このポロシャツは、素材・シルエットどれをとっても素晴らしいです。
ネットで見ても良さが伝わりにくいので、実際に手に取って見て欲しいです。
個人的には「TシャツといえばATON」と思っているほど、お気に入りのブランドです。
リリースされたばかりなので、気になった方は探してみて下さい!



最後までご覧いただきありがとうございます!
質問や疑問点があれば、Instagram・TwitterのDMまでお願いします。
コメント